仙台市では、いじめ防止への取組の一つ として、こどもたちによるきずなが深まるような取組を学校ごとに考えて行うことになっています。6月から代表委員会で話し合いを重ね、二つの取組を行いました。一つは、キラキラぽかぽか言葉を集めたクリスマスツリーの作成です。ありがとうの気持ちやすごいなぁって思うメッセージをカードに書いて、もみの木に貼っていきます。「バスケットで失敗したとき、ドンマイと声を掛けてくれたうれしかった」「いつも笑顔で話してくれてありがとう」「これからも一緒に遊んでね」など、温かな言葉掛けのキラキラ言葉がたくさん集まっていました。どのクリスマスツリーより、輝いて見えました。
そして、今日は、きずなを深めようと、業間休みの時間に全校集会を行い、「じゃんけん列車」をしました。じゃんけんをして負けた方が、勝った人の背中につかまって、列車のようにつながっていく遊びです。とても単純な遊びですが、勝った人は、後ろに友達がつながってくれてうれしそうで、負けた人は友達の肩に手を掛けて一緒に移動することがうれしそうでした。勝ち負けにこだわることなく、みんなで楽しむことができました。1回目は4年生の子が、2回目は6年生の子が勝利しましたが、勝負の後には、大きな拍手が起こり、とても温かな気持ちになりました。感想でも、「負けたけど、全校で遊べて楽しかった」や「違う学年の人と交流できるのですごく良かった。企画してくれた集会委員の人ありがとう」などという発言があり、この集会の目的が達成されていると感じられました。いじめの予防には、相手を思いやる気持ちを醸成し、温かな気持ちでかかわり合う関係作りが大切なのだと感じました。
こんなほっこりした気持ちをありがとう。何よりのすてきなプレゼントをこどもたちからもらいました。
読み聞かせは、今年最終でした。お話の贈り物ありがとうございます。