伝承活動において、一番学び、成長する場面である、「師匠と弟子」となる活動が先週の金曜日より始まりました。初めて鹿剣に参加する3年生の緊張した表情と姿勢がなんとも言えず良く、この活動の大事にすることの根幹は、ここにあるのだと感じました。伝統の担い手となるべく、真剣に取り組む姿は、すばらしいものです。4年生は、次のステップである、鹿踊を教わります。太鼓をたたくことになるので、口でまずは唱えてそのリズムを覚えます。必死に頭にたたき込んでいる姿にも感動しました。5年生は、それぞれ難しい役割を伝承します。でも、その役目を引き継げるのはうれしいらしく、終始笑顔で練習に励んでいました。そして、何より大変なのは、師匠となる6年生です。踊りだけでなく、これまでの先輩の思いや鹿剣の心など、すべてを引き継がなくてはなりません。1回目は、師匠として上手く立ち回れなかったようですが、弟子に頼られていく中で、師匠らしく成長していくのだと思います。この活動を通して、それぞれのポジションで一回り成長していくことを楽しみにしています。気持ちのめげるときもあるかもしれませんが、おうちでのサポートもよろしくお願いいたします。