宮城県沖地震から47年。その間には、東日本大震災があり、災害の怖さと備えの大切さについて考える「仙台市シェイクアウト訓練」が本日行政を中心として実施されました。福小もそれに合わせ、本日地震想定の避難訓練と引渡訓練を行いました。引渡しは、七北田ダムが地震により決壊したためという想定で行いました。こどもたちは災害について考え、備えることが大切という思いを持ち真剣に取り組んでいました。
東日本大震災のときは、引渡しで児童をおうちの方へお渡ししました。私の勤めていた学校では、最後に引き渡した子は、夜の9時過ぎでした。不安な気持ちいっぱいの表情でじっとこらえてお迎えを待っていたその子の顔とおうちの人が来たときに安心して泣き出した顔を引渡訓練のときにいつも思い出します。そんなことがないようにと祈りながらも、もしもに備えて訓練しておくことが、子供たちのもしもの心構えにつながるのだろうと思います。
保護者の皆様には引渡訓練にご協力いただきましてありがとうございます。